[新聞]成海璃子、感じる14歳…独占インタビュー
女優・成海璃子(14)の主演映画「きみにしか聞こえない」(荻島達也監督)
が16日に初日を迎える。
相手役と一度も向き合わず、頭の中でセリフを交わす難役。
このほど本紙のインタビューに答え
「役に入り込めるかが重要だから、苦労はなかった」という。
これが主演映画3本目と大役が続く。天才子役から演技派女優へ。
「ますます芝居が楽しくなった」という14歳の俳優観を聞いた。
映画「きみにしか聞こえない」は、
孤独な女子高生・リョウ(成海)
と見ず知らずの男性・シンヤ(小出恵介)が、
“空想の携帯電話”で会話し心を開いていく物語。
成海にとっては「今まで演じたことのない繊細な女の子」。
しかも、小出と面と向かって会話する場面は一度もない難役。
「相手は今どうしているかな、と普段以上に想像して丁寧に演じました。
リアルな感情が出せたと思います」と手応えを口にした。
5歳の時、「テレビに出たい」と親に頼み児童劇団入り。
12歳で連続ドラマ主演デビュー。
「感性で演じていた」という芝居が変わったのは、映画3作に主演してから。
「台本を繰り返し読み、役を体に入れて撮影に行くようになりました」という。
「でも、台本に書いてある活字(セリフ)なんて、正直どうでもいい。
裏にある感情を読んでいます」、
「考え過ぎて全部固めたくない。その時の感性を出すことが大切」と、
感情表現に重点を置いた独自の役作りをしている。
国語が好きな現役中学生。
クラスでは「話すのが得意ではなく、ひとりでいることが多い」。
アイドルの話題で盛り上がる同級生に
「全くついていけなくて、ズレてる感がありますね」と笑う。
生活の大半を芝居に費やしているからだろう。
「休日に映画を見て、こういう作品に出たいと思ったり。
おいしいものを食べることも心を豊かにしてくれる。
芝居は出すだけじゃなく入れる作業も必要。
今のうちに何でも吸収しておきたい」とどん欲だ。
7月から連続ドラマ「受験の神様」がスタート。
女優として引っ張りだこの状態だが
「自分の芝居に一度も満足したことがありません」と浮かれた様子はない。
「天才型と努力型の両方だと思います。
感性が優れていないと、努力も生かせません」14歳ながら、
女優業に強いプライドをのぞかせた。
◆成海 璃子(なるみ・りこ)
本名・塚本璃子。1992年8月18日、神奈川県生まれ。14歳。
97年にセントラル子供劇団に入り、
2000年のテレビ朝日系「TRICK1」でドラマデビュー。
05年に日テレ系「瑠璃の島」で連続ドラマ初主演。
今年4月から初主演映画「神童」(萩生田宏治監督)、
「あしたの私のつくり方」(市川準監督)が連続公開中。
身長163センチ、血液型O。
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(2007年6月16日06時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070616-OHT1T00054.htm
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